クラスごとに工夫して作った、にぎやかな天の川

七夕に向けて、各クラスで月齢に合わせてにじみ絵や折り紙、絵の具などを使った天の川をつくりました。
それぞれの年齢や発達に合わせて工夫された制作活動は、子どもたちの個性と想いがいっぱい詰まった作品になりました!

七夕当日!織姫さまが、園に落ちてきた!?

七夕会当日、ホールで七夕の由来をプロジェクターで観ていた子どもたち。
お話の途中、突然「ドシーン!!」という音とともに、なんと織姫さまが天の川と一緒に部屋に落ちてきてしまったのです。
慌ててかけよる子、戸惑いながらもじっと様子を見つめる子…。
織姫さまは「お星さまとカササギがあちこちに飛んでいってしまって、帰れなくなっちゃったの」と泣いています。

「どうしよう」「助けなきゃ」とすぐに駆け寄る子、「何があったの?」と戸惑いながらも様子を見る子、年齢によっても反応はさまざまでした。ここから子どもたちにとって七夕のドラマのはじまりです!

「よーし、みんなで助けよう!」という先生の声に、子どもたちからも「えいえいおー!」と元気な声があがりました。

星とカササギを集めろ!クラスごとに挑戦ミッション

子どもたちが中心となって、「お星さまとカササギを集めて天の川をつなぐ」大作戦がスタート!
落ちてしまった星やカササギを見つけて貼りなおすゲーム性を取り入れたお助けミッションに夢中になって取り組んでいました。

楽しみながらも一生懸命に活動している子どもたち。
「ぼくが星、みつけたよ!」「ほら、ここにもあった!」
小さなヒーローたちの声が、園内にあたたかく響き渡りました。

誰かのために動くやさしい心を育む時間に

みんなが力を合わせて星とカササギを集めてくれたおかげで、織姫さまは無事に天の川を渡ることができ、彦星と織姫は再会できました。

七夕会は、ただの楽しい行事ではありませんでした。
困っている織姫さまを見て、「助けたい」「一緒にやろう」という気持ちが自然とあふれ出た子どもたち。
誰かのために動くという経験は、協調性や思いやりの心を育む、かけがえのない成長の時間となりました。
そんな姿を、保育者も仲間も一緒に応援し、楽しみながら見守る七夕会となりました。

行事の目的は楽しむことだけではなく、子どもたちの気持ちが動くきっかけをつくることだと思っています。
クレアナーサリー千住大橋では、心も育む保育を大切にしています。
これからも一人ひとりの子どもと向き合い、仲間とアイデアを出し合いながら、日々の保育に取り組んでいきます。
   

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