お子さまに引き寄せられて、保育士に再チャレンジ!

――まずはこれまでのご経歴を教えてください。

専門学校を卒業後、4年ほど保育士として勤務していました。
保育士の仕事自体は好きだったのですが、保護者様の対応や人間関係に難しさを感じることがあり、「一度保育士を離れよう」と思ったんです。
そこで、もともと大好きだったテーマパークで働いてみたいと思い、スタッフとして7年ほど勤務していました。

――テーマパークのスタッフを経てもう一度保育士の道へ戻られたのはなぜですか?

奇遇なことに私が働いていたテーマパークでは、保育士出身のスタッフが多かったんです。
テーマパークなのでお客様の多くがお子さまで、皆、お子さまと接することが好きだったんでしょうね。

私が保育士に戻った大きな理由のひとつは、テーマパークで働く中で、お子さまたちとなんとなく目が合っているような気がして引き寄せられたからなんです。
日々、「お子さまに呼ばれてるな、求められてるのかな」と感じるようになってきて、もう一度保育の道にチャレンジすることにしました。

決め手は”縁”と”安心感”

――そんな中でアルファコーポレーションに入社した決め手を教えてください。

保育士としてのブランクがあったので、正直最初は正社員として働くには自信がなかったんです。
そこで、託児スタッフ(アルファ・ナニー)として応募してみました。
面接の際に、「正社員の保育士として働いてみませんか?」と声をかけていただいたんです。

ブランクに対する不安が大きかったので迷いましたが、面接の担当をしてくださった方がとてもお話ししやすくてすごく安心感があり、ご縁を感じてアルファで正社員として保育士に再チャレンジする決意をしました。

様々な保育のカタチが保育士としての強みに

――現在はセンター長としてご活躍されていると伺いました。センター長になられるまでの経緯を教えてください。

2017年に入社し、今年で入社5年目になります。
最初は0~2歳児さんの小規模園、次は0~5歳児さんの認証園で、保育士スタッフとして経験を積みました。
そんな中で、2021年10月に今の園が新設されることになり、「センター長として園の立ち上げをお願いしたい」とお声がけいただきました。

――様々な園での保育士を経験されてきた中で、どんなところにアルファの魅力や強みがあると感じていますか?

アルファは小規模園や認可園、認証園、一時保育など様々な形態や規模の異なる園があり、色々な保育のカタチを経験できることが魅力のひとつです。

例えば、小規模園であれば、よりお子さま一人ひとりと向き合いやすいですし、お子さま同士も自然と兄弟のような関係性が生まれていて家庭的な雰囲気があります。
一方の大きな園は、横の繋がりがとても強くお子さま同士が協力し合ったり一緒になって何かに取り組んだりする姿が見られるのが特徴です。
特に3~5歳児のお子さまにとっては、ゆくゆくの集団生活に向けた学びがとても大きく、保育士としてもそうした学びやお子さま同士の関わり方を大切にした保育を心掛けています。

様々な保育形態を経験することで保育士としての幅がぐんと広がり、どんな形態の園に行っても経験を活かせるのがアルファの大きな強みだと感じています。

新センター立ち上げに向けた責任とやりがいを感じて

――センター長として施設の立ち上げに携わる中で大変だったエピソードがあれば教えてください。

正直、すべてが大変でした(笑)。
立ち上げメンバーは私の他にもう一人いたのですが、もう一人のスタッフは中途入社して間もなかったこともあり、アルファでの保育経験を活かせるのは私だけなんだという責任はすごく感じました。
立ち上げの際は、お子さま3名とスタッフ2名でスタートしたので、お子さまと丁寧に向き合いながら一つひとつスタッフと相談して進めていきました。

――立ち上げから1年が経ちましたが、センター長としてやりがいを感じるのはどんな時ですか?

最初3名だったお子さまも今や12名に増え、園の雰囲気も1年でずいぶん変わりました。
人数が少しずつ増える中で、お子さまたちの関わり方の変化や成長を間近で見守ることができ、日々保育士としての喜びを感じています。

また、立ち上げもセンター長も初めての経験で大変でしたが、行事や遊びなど自分の想い描いているような保育内容を自由に取り入れることができ、とても楽しくやりがいもあります!

例えば、立ち上げの時期はちょうど新型コロナウイルスの影響を受けて保護者様を園にお招きする機会を作りづらかったんです。
そんな中でも「園での様子を見ていただける機会を作りたい」と思い、スタッフと相談し保護者様からのご理解も得たうえで保育参観を開催しました。
また、定期的に写真アプリで園の様子を配信したり、行事があった際はその日のお迎えの時間までにエントランスに写真を掲示したりしながら保護者様にお子さまの日々の様子をお伝えできるようにしています。

実際に保育室に来園していただける機会が少なくなってしまった今だからこそ、そうしたちょっとした工夫は保護者様にもとても喜んでいただけますし「やってよかったな!」と誇らしい気持ちになります。

助け合い成長し合える環境が大きな魅力

――そりまち先生が感じているアルファコーポレーションならではの魅力を教えてください。

先ほども少し触れたように、様々な形態の園があるところが特徴であり強みのひとつです。
所属園だけでなく他にもたくさんの園があるからこそ、情報共有したり困った時には助け合ったりすることができる点はアルファならではの大きな魅力です。

定期的に事例やアイデアの共有などもしていて、「なるほど」「うちの園でも取り入れてみよう」と気づかされることも多いんです。
長年保育士を経験してきても、まだまだ学びや気づきがたくさんあって、私自身の成長にも繋がっていると感じます!

現在は、センター長ミーディングや研修などをオンラインで行っているのですが、その場で意見交換するだけでなく録画もしているんです。
そのため万が一不参加でも内容を把握できますし、参加していたメンバーが振り返りのために見直すこともでき、とても役に立っています。
また、スマホで気軽に受講できる保育の基礎を振り返るテストもあり、新人保育士にとっては新たな学びに、ベテラン保育士にとっては再確認の場にもなっています。
こうした取り組みは、スタッフそれぞれのスキルアップだけでなく「質の高い保育サービス」にも繋がっていると感じます。
向上心高く日々の保育に取り組める環境もアルファで働く魅力のひとつです。

――センター長として今後はどのような保育士を目指していきたいですか?

まずは、お子さまや保護者様に「ここに通って良かった」と思っていただけるような園づくりを目指したいです。
私ひとりの力でできることは限られていますので、スタッフ皆のチームプレーを大事にしながら園を盛り上げていきたいですね!

▼アルファ独自のテスト「アルファチャレンジ」についてはこちらでも詳しくご紹介しています。

保育士を目指す皆さんへ

――最後に、保育士を目指して勉強中の方や就活生の方へ向けてのメッセージをお願いします。

就活する中で、周りと比べてしまって自信をなくしたり「私は保育士に向いてないのかな」と思い落ち込むこともあるかもしれません。
実は私も以前はそう感じる時があり、ずいぶん悩みました。
でも、何かひとつでも自信を持って取り組めたり得意だと思えることがあれば、諦めずにチャレンジしてみてほしいです。
ピアノが得意、歌が好き、工作が好き、絵本の読み聞かせが得意などなど…なんでもいいんです。
ちなみに私も苦手なことは多々ありますが、パネルシアターが好きでそこだけには自信を持っています。

ひとつでも自信を持って堂々と取り組んでいれば、お子さまたちは自然と興味を持ってくれるものですよ!
また、それぞれが得意なことが違うからこそ、お互いにサポートし合えますし学びにも繋がるのです。
あれもこれも…とないものねだりをするよりも、あなた自身が得意なことを精一杯頑張ってみてくださいね!

――貴重なお話を聞かせていただきありがとうございました!

アルファなら、誰もが成長でき活躍の場が広がる!

保育士、テーマパークのスタッフなど様々な経験を通して、改めて保育士としてのやりがいや喜びを感じていると話してくださったそりまち先生。
様々な形態や規模の園があるからこそ、互いにサポートし合えるだけでなく常に情報共有することができ、センター長になった今でも日々新たな気づきがあると語ってくださいました。

アルファコーポレーションでは、経験に応じた様々な研修やテストを定期的に実施し、誰もがステップアップできる環境が整っています。
また、形態や規模の異なる園を経験できるからこそ、知識やスキルを一段を深めることができ活躍の場も広がりますよ!
これから保育士を目指される方はもちろん、「保育士としての自信が持てず悩んでいる」「スキルアップ、ステップアップを目指したい」と感じている方も、ぜひ前向きにチャレンジしてみてくださいね!

本記事掲載のあるふぁのリアルでは、アルファコーポレーションの研修内容な採用情報、実際に働くスタッフのリアルな声なども発信しています。
ぜひ他の記事もチェックしてください。
   

関連する記事

関連するキーワード

著者