風通しのよい職場環境のために…

保育園を辞める理由をWEBで検索すると、「人間関係」をあげる人も多いです。

本人は自覚していなくても「パワーハラスメント」にあたる言動をしてしまい、
知らず知らずのうちに部下・後輩を傷つけてしまっていた…

なんてことが起きては、職場の人間関係はもちろん、子どもたちにとってもよくないです。

もしかしたら「パワーハラスメント」をしてしまっているかもしれない…。
そう考えて、日々の自分の発言や行動を疑うことが、パワハラ防止には大切だと思います。


今回は、より良い職場環境づくりのために、
外部の弁護士の先生をお招きし『パワーハラスメント防止研修』を行いました。

まずは、パワハラとはどのようなことを指すかを確認しました。
「同じ職場で働く者に対して、職務上の地位や人間関係などの職場内の優位性を背景に、業務の適正な範囲を超えて、精神的・身体的苦痛を与える又は職場環境を悪化させる行為」

1)身体的な攻撃
暴行・傷害
2)精神的な攻撃
脅迫・名誉毀損・侮辱・ひどい暴言
3)人間関係からの切り離し
隔離・仲間外し・無視
4)過大な要求
業務上明らかに不要なことや遂行不可能なことの強制、仕事の妨害
5)過小な要求
業務上の合理性なく、能力や経験とかけ離れた程度の低い仕事を命じることや仕事を与えないこと
6)個の侵害
私的なことに過度に立ち入ること
厚生労働省「職場のパワーハラスメントについて
」より抜粋
また、映像や判決事例をもとに、どんなことがパワハラに当たるのか再確認していきました。

みんな真剣に聞いています。

研修中に心に残ったこと…

パワハラは誰にもメリットなし!
⇒加害者も損をする。

できる人は、うまい注意指導をしている!
⇒できる上司・先輩の注意指導の仕方を学ぼう。


また、先生から”パワハラ防止5つのチェックポイント”を教えていただきました。

①    その注意は必要なものですか?

②    感情的になったり、怒鳴ったりしていませんか?

③    その言葉は、人の心を傷つけていませんか?

④    人やモノに手を出していませんか?

⑤    無視したり、無理・無駄な指示をしたりしていませんか?


弊社、アルファコーポレーションは企業理念に
「私たちは、人間としてお互いを尊重しあいます」
と掲げています。

お互いを尊重しあい、みんなにとって気持ちのいい職場をつくるために、
まずは自分の言動・行動を日々振り返ることが大切だと
改めて気づくことができた研修でした。
   

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