新型コロナウイルス感染症予防のため一部休園していた園もありましたが、
緊急事態宣言が明け、保育施設の開園、利用再開が進んでいます。

開園したとは言え、やはり保育施設は3密が伴う場。

今回は、保育園での新型コロナウイルス対策をご紹介します。
各園、施設の広さも違えば、お預かりしているお子様の人数や月齢にも違いがあります。
各々の園がそれぞれの形にあった工夫をすることで、新型コロナウイルスの感染予防に努めています。

保育園での新型コロナウイルス感染症対応は、日々進化!

①登園時

毎日当園時には、エントランスで子どもたちの体温測定を行います。
また、通常の連絡帳のほかに、オリジナルの「健康記録カード」を保護者様に提出して
いただいています。
子どもたちの体調を今まで以上に、保護者様と共有させていただいています。

②お給食

月齢や教室の広さに合わせてコロナ対策を行っています。

例えば、低月齢のお子様は、対面にならないように気をつけて椅子やテーブルを配置しています
また、時間を調整して、できるだけ少人数でご飯を食べられるように工夫しています

パーテーションも作成しました!
飛沫を防ぎつつ、お友達の顔を見ながら楽しくご飯がたべられるようにと思いを込めて作成しました!

机を離して、みんなが同じ方向を向いて食べるようにしている園もあります。

③お昼寝

子どもたちのベッドの間隔を以前より空けるようにしています。
また、子どもたちの顔が鉢合わせにならないよう、互い違いの方向に寝るようにしています。



その他についても、少しでも感染を防ぐことできるよう、日々スタッフ同士でよく相談しています。

『給食の時は、こうした方がいいのでは?』
『お昼寝の時、これはどうかな?』

保育園での新型コロナウイルス対策は、日々更新されています。

在宅勤務中も頑張っていました!

自粛期間中に、『手洗いの紙芝居』をつくってくれた看護師のスタッフもいました!
子どもたちに紙芝居で手洗いのやり方を伝えたり、手洗いのうたで楽しく手洗いができるようにと工夫をしています。

今、保育士が思うこと

子どもたちがもっと笑顔で過ごせるよう、早く状況が落ち着いてほしいと心から願っています。

コロナ対応の期間中は悪いことばかりかというと、そうでもなく、よいこともありました。

■子どもたちの手洗いが上手になった
小さなことかもしれませんが、「小さなできた」の積み重ねを、どんな時でも喜んでいきたいですね。

■保護者様とのコミュニケーションが以前よりも密に取れている
これもよかったことの一つですね。
園でのコロナ対策など、気にかけておられる保護者様もいらっしゃいますので、
日々の様子を写真を交えてお知らせしたりもしています!
保護者様からは労いの言葉をかけていただくことも多く、心の支えになっています!


大切なお子様をお預かりしていることを改めて心にとめ、安全で安心できる保育所であり続けられるよう、
努力を重ねていきたいと思います。


   

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