保育士の履歴書を書く際の基本ルール

履歴書を書く際には、まずは基本ルールをおさえておくことが重要です。
ここでは、保育士の履歴書を書く際の基本的なルールについて解説します。

黒色のペンで丁寧に書く

履歴書を書く際は、黒色のペンや万年筆を使用し、丁寧に記載することを意識しましょう。
字を上手に書こうとするより、丁寧で読みやすいかを重視して書くことが重要です。書く際には、とめやはね、はらいを意識するのがポイントです。
落ち着いて丁寧に記載したかどうかは、履歴書に目を通す採用担当者に伝わるので、決して手を抜かずに書きましょう。

修正液・修正テープを使用しない

履歴書を書く際に、記入ミスをしたとしても、修正液や修正テープを使用してはいけません。必ず、初めから書き直すようにしましょう。
いきなりペンや万年筆で書き始めるのではなく、鉛筆やシャープペンシルで下書きをすることをおすすめします。清書後に時間を空けてから消しゴムで慎重に消しましょう。
清書をする際は、休憩をとりつつ進めると、集中できるためミスを防止できます。

誤字脱字をチェックする

どんなに丁寧に履歴書を記載したとしても、誤字脱字があっては台無しになってしまいます。履歴書を提出・送付する前には、必ず誤字脱字がないか確認しましょう。
自分のみでは記入ミスに気づけない場合もあるので、家族や友人など身近な人に確認してもらうのも一つの手です。

文書形式・年号を統一する

履歴書の文書形式は、「です・ます」で統一するのが基本です。年号は令和・平成などの和暦で統一しましょう。
職務経歴書などの他の提出書類も、文書形式や年号はそろえてください。

項目別|保育士の転職に役立つ履歴書の書き方

履歴書を書く際は、項目によって気をつける点が異なります。
ここでは、保育士の転職に役立つ履歴書の書き方について、履歴書の項目別に解説します。

1.日付

履歴書の日付の欄には、作成日ではなく提出日を記載するのが基本です。
選考時に提出するのであればその日付、郵送で提出するのであれば投函する日付を記載しましょう。

2.写真

履歴書に貼る写真は、カメラマンが在籍している写真館で撮影すると、綺麗な仕上がりになります。
証明写真機で撮ったものでも、下記のチェックポイントに当てはまっていれば、履歴書に使っても問題はありません。

履歴書の写真のチェックポイント

  • 髪の毛のカラーが明るくないか
  • 髪の毛が顔にかかっていないか
  • 3ヶ月以内に撮影した写真であるか
  • 目立つアクセサリー・ピアスをしていないか


3.氏名・ふりがな

履歴書の氏名は、なるべく大きく丁寧に書きましょう。姓と名の間は、スペースを少し空けるのがポイントです。
ふりがなは、「ふりがな」と書かれている場合はひらがなで記入、「フリガナ」と書かれている場合はカタカナで記載するのが基本です。

4.生年月日

履歴書の生年月日は、日付の年号にそろえましょう。満年齢は、現在の年齢を示しているので、提出する時点での年齢を記載しましょう。

5.住所・連絡先

履歴書の住所は、都道府県・マンションやアパート名・部屋番号などもすべて省略せずに記入しましょう
電話番号やメールアドレスなどの連絡先は、採用担当者が応募者に連絡をとる際に必要となるため、正確に書いてください。

6.学歴・職歴

履歴書の学歴・職歴を記入する際は、学校名・企業名を省略せずに正式名称で書きましょう
学歴を記載する際は、学部・学科・専攻まで記入します。また、入学日や卒業日、入社日・退職日はミスのないように、正確な情報に記載するのがポイントです。

7.免許・資格

履歴書の免許・資格を書く際は、保育士の資格や幼稚園免許は欠かさずに記入しましょう。
免許や資格は、正式名称を確認してから記載することが大切です。

8.趣味・特技

履歴書の趣味・特技の欄には、保育士の仕事に役立つことを記載するのがポイントです。まずは、箇条書きで洗い出し、記載した中から保育士につながるものを選びましょう。
面接で会話をする際にアピールできるようにエピソードを考えておくと、採用担当者に好印象を与えられます。

9.通勤時間

履歴書の通勤時間の欄は、自宅から勤務地までの最短時間を記載します。
保育園までの交通手段もあわせて記入するのがポイントです。5分単位で書くのがマナーなので、覚えておきましょう。

保育士の転職に役立つ「志望動機を書く際のポイント」

志望動機は、採用担当者が最も注目しているポイントです。ここでは、志望動機を書く際のポイントについて解説します。
他の応募者と差をつけるための参考にしてください。

園を志望する理由を明確に記載する

採用担当者に「多くの保育園からなぜ自園を選んだのか」が伝わるように、志望理由は明確に記載しましょう。
下記の内容を盛り込み、文章にまとめるのがポイントです。

志望動機を書く際のポイント

  • 応募する保育園のどの部分に惹かれたのか
  • これまでの経験やスキルを踏まえて、どのように貢献できるか


転職理由は前向きな内容にする

履歴書に記入する転職理由は、志望理由と区別して書くのがポイントです。
転職理由を書く際には、前向きな転職であることを伝えることを重視し、ネガティブな内容は記入しないようにしましょう。
前職で感じた不満を伝えると、採用担当者に悪い印象を与えてしまう可能性があるので、注意が必要です。

保育士の転職に役立つ「自己PRを書く際のポイント」

自己PRは、採用担当者にアピールできる大切な項目です。ここでは、自己PRを書く際のポイントについて解説します。

職務経歴書の内容と統一感をもたせる

自己PRを書く際には、職務経歴書の内容と統一感をもたせましょう
職務経歴書は、履歴書と同時に提出するため、自己PRの内容は統一させることが重要です。
履歴書と職務経歴書で異なる内容が書かれていると、一貫性がないと捉えられかねません。何をアピールしたいのかがきちんと伝わるように心がけてください。

子どもが好きだという思いを記載する

自己PRを記入する際は、子どもが好きだという気持ちを記入しましょう。子どもへの思いは、保育士の原点でもあるため、当たり前ではありますが大切なことです。
子どもが好きだからこそ、成長を見守っていきたい、安全性を守りたいなど、具体的な思いまで記載すると、アピールにつなげられるでしょう。

これまでの経験をアピールする

自己PRでは、これまでの自身の経験をアピールしましょう。経験をアピールする際には、出来事のみではなく、根拠まで記載するのがポイントです。
具体的に自分の長所を発揮したエピソードも書くと、採用担当者にも納得してもらえるでしょう。

保育士に転職する際には履歴書にこだわろう

保育士の転職活動をする際には、志望動機や自己PRの記載内容にこだわることは重要です。この記事には、各項目の記載方法も解説しているので、履歴書を書く際の参考にしてください。

アルファコーポレーションでは、コミュニケーションを大切にし、お互いを理解しあえる面接の時間になるように心がけています。保育士への転職を考えている方は、ぜひご応募お待ちしています。
   

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