新卒保育士の初日挨拶のポイント！相手別の例文や緊張をほぐすコツも紹介

新卒保育士の自己紹介挨拶で意識したいポイント5つ

はじめに、新卒保育士さんが自己紹介挨拶で意識したいポイントを紹介します。
保育園の上司や先輩、保護者様、子どもたちに好印象を与えられるコツをお伝えするので、ぜひ取り入れてくださいね！

①明るく元気な挨拶を意識する

保育園の勤務初日の自己紹介挨拶では、明るく元気な振る舞いを意識するとポジティブな第一印象を与えられます。
前向きな態度を示すと、相手も「安心して仕事を頼めそうだな」「先輩としてサポートしたいな」と力になってくれるはず。
いつもよりワントーン高めの声や大きい声を意識すると、自然に振る舞いやすいでしょう。

②丁寧な言葉遣いを心がける

園長先生や先輩、保護者様の前で挨拶をする時は、敬語や礼儀正しい対応に気を配りましょう。
丁寧な対応ができる人は、保育が未経験でも「この人は信頼できる」「子どもたちを預けても大丈夫」と相手に安心感を与えられます。

敬語に慣れない人や自信がない人は、マナーに関する本を読んだり、周囲に「間違っている時は指摘していただけると助かります」と協力を仰いだりする方法もおすすめです。

③話題になる内容を取り入れる

新卒保育士さんの自己紹介では、趣味や出身地などの話題になるネタも盛り込むとその後の会話が弾みやすくなります。
例えば、音楽や運動、工作などの保育に活かせる趣味や特技を伝えると、自分にとってやりがいのある仕事を頼まれやすくなることも。
また、近い趣味や出身地の先輩がいれば声をかけられやすくなり、職場でのコミュニケーションが広がるでしょう。

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④内容を簡潔に伝える

保育園での自己紹介挨拶では、内容をできるだけ簡潔にまとめてから伝えましょう。
タイミングによっては、業務の合間の短い時間で挨拶をしたり、ミーティングなどで「新卒の方から一言お願いします」とコンパクトな自己紹介を求められたりする場面もあるでしょう。
新卒保育士さんの挨拶では、「名前」「出身校」「保育への意気込み」を1～2分程度で伝えるとスムーズです。

⑤身だしなみに気を配る

第一印象を左右する自己紹介では、清潔感のある身だしなみも重要です。
就職先の保育園に服装やメイクなどの規定があるかを確認し、園のルールに沿った身だしなみを心がけましょう。

次の記事では、新卒保育士さんの就職準備に役立つエプロンの選び方や購入できる場所を紹介しているので、ぜひご覧くださいね！

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新卒保育士の自己紹介挨拶のポイントと例文【職員への初日挨拶】

新卒保育士さんの中には、「初日の挨拶で先輩や園長先生に好印象を与えたい」「自己紹介は具体的に何を言えばよいのだろう」と悩んでいる人もいるのではないでしょうか。
ここでは、保育園職員の相手やシチュエーション別の挨拶のポイントと例文を紹介します。

園長先生への挨拶

保育園での上司となる園長先生には、保育士としての抱負や前向きな意欲を伝えましょう。
面接試験などで面識がある場合は、以前話した会話内容を話題に出したり採用への感謝の気持ちを示したりすると、さらにプラスの印象を与えられるでしょう。

園長先生への挨拶の例文

「本日からお世話になります○○と申します。まだ保育士としての経験は浅いですが、これからたくさん学びながら、お子さまたちの成長をサポートできるよう、全力で取り組んでまいります。ご指導、ご助言のほど、どうぞよろしくお願いいたします。」
「保育士としてはまだまだ未熟ですが、日々たくさんのことを学び、一日も早く力になれるよう精一杯頑張ります。」

先輩保育士への挨拶

直接業務の指導を受ける先輩保育士さんには、「話しやすそう」「気持ちよくコミュニケーションできる」と親しみやすい印象を与えられるとベストです。
職場の先輩と良好な関係が築けると保育や業務の悩みを相談しやすくなり、自分自身もリラックスして働けます。
自己紹介の後は、業務で注意すべきポイントを質問したり、手伝えることを積極的に聞いたりすると、よりスムーズに信頼関係を築けます。

先輩保育士への挨拶の例文

「新卒入社いたしました○○です。保育士としてまだまだ経験不足ではありますが、先輩方のご指導をいただきながら、日々成長していけるよう頑張ります。至らない点もあるかと思いますが、どうぞよろしくお願いいたします。」
「新しい環境で不安もありますが、お子さまたちと共に自分自身も保育士として成長していきたいです。ご迷惑をおかけすることもあるかと思いますが、どうぞよろしくお願いいたします。」

職員全体への挨拶

朝礼やミーティングなどで職員全体の前で挨拶をする時は、1～2分ほどの簡潔なスピーチを行いましょう。
前向きな姿勢を示しながら協力をお願いしたい旨を話すと、謙虚な気持ちが伝わるでしょう。
また、自分の趣味や特技なども一言添えると印象に残りやすく、後日のコミュニケーションにもつながります。

保育園の職員全体への挨拶の例文

「みなさま、はじめまして。本日からお世話になります○○と申します。お子さまたちの成長を支えるために、一生懸命取り組んでまいります。まだ経験が浅く、不慣れなことも多いですが、先輩方や職員の皆様から学びながら、チームの一員として頑張ります。」
「学生時代は美術部に所属しており、絵を描くことや工作が好きです。お力になれることがあれば、お声がけいただけると嬉しいです。」

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新卒保育士の自己紹介挨拶のポイントと例文【保護者様向け】

続いて、新卒保育士さんが保護者様に挨拶する際のポイントと具体例を紹介します。
保護者様への挨拶では、一緒に子どもたちの成長を見守る仲間として、安心感を与え信頼される振る舞いを意識しましょう。

初対面の保護者様への挨拶

初対面の保護者様に挨拶をする時は、礼儀正しい挨拶と親しみやすい笑顔を心がけましょう。
子どもの送迎時や面談時に日々関わる保護者様には、「きちんとした人だな」「話しやすそうな人だな」という第一印象を与えられると良好な関係を築きやすくなります。

さまざまなタイプの保護者様がいらっしゃいますが、「大事なお子さまの成長を一緒に見守りましょう」「いつでもお声がけくださいね」と同じ方向を向いている姿勢を示すと、安心感を与えられます。

初対面の保護者様への挨拶の例文

「はじめまして、○○組の担当になりました○○と申します。」
「新卒でまだ経験は浅いですが、お子さまの成長をしっかりサポートできるよう、精一杯努めてまいります。」
「保育園での様子や、ご家庭でのことなど、気になることがあればいつでもご相談ください。」

保護者様全体への挨拶

複数の保護者様の前で挨拶をする時は、明るく前向きな態度を心がけると好印象を与えられます。
緊張するかもしれませんが、極端に不安そうな態度になってしまうと保護者様も心配になってしまいます。「我が子を預けても大丈夫」「この人にならお任せできそう」と信頼される対応ができるとベストです。

保護者様全体への挨拶の例文

「これからお子さまお一人ひとりの成長をしっかりと見守り、日々の活動を通じて豊かな経験を積んでいただけるよう、全力で努めてまいります。」
「何かご不安な点やご質問がありましたら、いつでもお気軽にお声がけください。保護者様と協力しながら、お子さまの成長をサポートできることを心より楽しみにしております。」

保育士の自己紹介の基本マナー&保護者様・子ども・職員同士向けの例文 - あるふぁのリアル｜保育園で働く仲間を応援するサイト

保育士として就職や転職をして、新しい環境で働き始めた初出勤の日に、必ず行う必要があるのが自己紹介です。新しい職場にいち早く馴染むためにも、自己紹介で出来るだけ良い印象を与え、勤務初日に気持ちの良いスタートを切りたいと誰もが思っています。しかし、自己紹介には決まったルールがあるわけではないので、多くの保育士が「何を話せば良いの？」「子どもたちが話を聞いてくれるのか不安...」と自己紹介に関して悩んでいるのです。そこで今回は、保育士の自己紹介の基本的なマナーと相手別の自己紹介のポイントをお伝えしていきます。そのまま自己紹介で使える例文もご紹介するので、ぜひ最後まで読んで参考にしてください。

おたよりに載せる挨拶例文

保育園では、保護者様向けのおたよりで新卒保育士さんの挨拶を掲載することもあります。
文章では漢字とひらがなのバランスを意識し、口頭よりも柔らかい表現を心がけると、温かく親しみやすい印象を与えられます。
先輩保育士さんに相談したり過去の保育だよりを参考にしたりしながら、素敵な自己紹介を考えてみましょう。

保育園のおたよりに載せる挨拶の例文

「○組を担当することになりました○○と申します。まだ経験は浅いですが、お子さまの成長を大切に見守りながら、保育に取り組んでまいります。どうぞよろしくお願いいたします。」
「新しく○組の保育を担当いたします○○です。初めての環境に緊張していますが、日々お子さまからたくさんの学びをいただきながら、一緒に成長していけたらと思っております。」
「○組の新しい担任になりました○○です。これからお子さまたちが毎日楽しく過ごせるよう、笑顔を絶やさず、元気に保育に取り組んでまいります。」
「まだまだ学ぶことが多いですが、お子さまたちの成長を全力でサポートできるよう日々努力してまいります。」

新卒保育士の自己紹介挨拶のポイントと例文【子どもたち向け】

続いて、新卒保育士さんから子どもたちに向けた挨拶のポイントを紹介します。
子どもたちのリアクションに合わせた話し方と相互のコミュニケーションを意識すると、興味を持ってもらいやすくなります。

明るい声と笑顔を意識する

子どもたちへの挨拶では、安心感を与える明るく元気な声と笑顔を意識しましょう。
具体的には、先輩保育士さんや子ども向けテレビ番組のお兄さんやお姉さんのような話し方をイメージをするとわかりやすいはず。
子どもたちも初対面の先生を前に緊張しているので、「安心してね」「私はみんなの味方だよ」という気持ちで接すると自然に温かい気持ちが伝わりやすいでしょう。

相手に安心感を与える挨拶の例文

「今日からみんなと遊んだりお勉強をしたりすることになりました、○○先生です！」
「○○先生は、みんなに会えるのを楽しみにしてきました！みんなのこともたくさん教えてね！」
「困ったことやわからないことがあったら、いつでも○○先生に教えてくださいね。」

子どもの年齢に合わせた話し方を心がける

子どもたちへの自己紹介挨拶では、相手の年齢や発達段階に合わせた挨拶を心がけましょう。
子どもたちに自分のことを覚えてもらえるように、先輩保育士さんの対応や子どもたちの反応をみながら、相手が理解できる言葉やジェスチャーを選ぶことが大切です。

子どもの年齢に合わせた挨拶の例文

1歳児向け「（手を振りながら）こんにちは、○○先生だよ〜！」
3歳児向け「（短くシンプルに）みんな、おはよう！今日から○○先生も一緒に遊ぶよ！」
5歳児向け「（具体的に）○○先生は工作が好きだから、みんなと一緒にいろいろ作ったり、遊んだりできたらうれしいな！」

子どもたちとコミュニケーションをとる

子どもたちへの挨拶では、呼びかけやジェスチャーなどの双方のコミュニケーションを取り入れるとスムーズです。
子どもたちに興味を持ってもらえるように、大きな声と笑顔で自信を持って挨拶をしましょう。相手のリアクションがあると、自分自身も前向きな気持ちになれます。

子どもとのコミュニケーションを意識した挨拶の例文

「これから仲良くしてくれるかな？（呼びかける）」
「先生はダンスを踊るのが大好きです。ダンスが好きだよってお友達はいるかな？（手を上げるジェスチャー）」

人前での自己紹介挨拶で緊張する時の対処法

新卒保育士さんの中には、「人前で挨拶をする時に緊張して上手に話せない」「初対面の人と話すことに苦手意識がある」と悩んでいる人もいるのではないでしょうか。
最後に、保育園で自己紹介の挨拶をする時にスムーズに話しやすくなるアイデアを紹介します。ぜひ参考にしてくださいね！

自己紹介の準備をする

人前で話す時に緊張しやすいなら、話す内容を事前に考え、練習やイメージトレーニングをすると安心です。
準備せずにいきなり話すよりも、話の型や立ち振る舞いを身につけておくと、スムーズに話しやすくなります。

不安な時は、人事担当者に「初日の自己紹介はどのようなタイミングで行いますか？」「緊張しやすいタイプなので、挨拶の準備をしておきたいです」と伝えると、自分自身が用意しやすいのはもちろん、相手にも意欲的な印象を与えられます。

ゆっくり丁寧に話す

緊張で焦りやすい人は、ゆっくりとしたペースかつ丁寧な話し方を心がけると相手に落ち着いた印象を与えられます。
内容が正確に伝わると、相手に戸惑われたり聞き返されたりして焦ることもなくなるでしょう。
ドキドキしてしまう時や早口になりそうな時は、挨拶をする前に大きく深呼吸をするとリラックスできます。

相手を意識しながら話す

初対面の人に対してプレッシャーを感じやすいなら、相手に意識を向けながら話す方法もおすすめです。
「どう思われているかな？」「絶対に失敗したくないな」と自分自身に意識が向いていると、かえって緊張しやすいもの。
「先輩のエプロンが可愛いな」「子どもたちは何をしているかな？」のように相手にも目を向けてみると、心がほぐれやすくなるでしょう。

新卒保育士さんの挨拶は、明るく前向きな姿勢を見せられると好印象！

新卒保育士さんは、入社後に職員、保護者様、子どもたちの前など挨拶をする場面がたくさんあります。
挨拶の準備とブラッシュアップを重ねながら相手に安心感を与えられる対応を心がけると、自分自身が心地よく働ける環境を作れるでしょう。

挨拶や対応が不安な時は、事前に人事担当者や先輩保育士さんに相談するのもおすすめです。
自分自身の正直な気持ちと用意したい旨を伝えると意欲的な姿勢が伝わり、プラスの印象を与えられます。

挨拶は仕事の始まりであり、日々の保育をより良くする大切なきっかけです。自信を少しずつ積み重ねながら、笑顔で前に進んでいきましょう。