保育士になったきっかけを教えてください

実は、大学入学当時は保育士になりたいという夢はありませんでした。

たまたま長期休みの時に保育のアルバイトする機会があり、
それがきっかけで、気が付けば将来の選択肢の中に『保育士』が入っていたという感じです。

振り返ると、あのアルバイト経験が自分のターニングポイントだったと思います。
今、保育士として働いていてこの選択でよかったなと感じています。

保育士のやりがいはなんですか?

子どもたちの成長を毎日感じられるところでしょうか。

本当に小さいことかもしれませんが、昨日できなかったことが今日できたりするんです。

例えば、お昼ごはんの時に、ごはんをスプーンで下から上手くすくえなかった子が、
次の日突然できるようになったりします。
ほんの小さなことですが、すごく喜びを感じる瞬間です!



後は、保育士の仕事を続けることで、子育てを一生懸命に頑張るママさんを微力ながら応援できることです。

育休中、保育の支援センターに足を運んだことがありました。
子育て中の親子が気軽に自由に交流したり、情報交換ができる場ですが、
子育てに不安や悩みがある方もいらっしゃいました。
子どもとの遊び方、家庭内での家事分担、就職について…悩みは尽きません。
そしてそれを相談できる機会もあまりなかったり…。

いろんなママさんたちと関わっていくうちに、保育士として復帰し、
少しでも頑張るママさんたちの子育ての力になれたらと感じたのを覚えています。

1日のスケジュールを教えてください

◇時短勤務の1日◇

■6:00 起床、支度
パパと分担して支度をします。

■7:00 パパと娘の出発を見送る
娘を保育園に送るのはパパの仕事です。

■8:00 出勤
「せんせい、おはよー!」と元気に挨拶されると更にやる気アップ!

■9:00 朝の会、午前のおやつ(牛乳)
お名前呼びやインタビューなど集中して”話を聞く”時間です。

■9:30 活動
園庭で遊んだり、粘土をしたり、子どもと一緒に楽しみます。

■11:00 給食
「おやさい たべるよー!」と食べる瞬間を見せてくれます。

■12:00 お昼休憩
早番のスタッフから順に休憩を取っています。

■12:30 お昼寝・ミーティング
寝顔は天使!!午睡チェックや保育の振り返りを行います。
事務作業なども進めていきます。

■15:00 おやつ
お楽しみのおやつの時間。

■16:00 退勤
時短勤務なので、通常よりも1時間早くあがります。

■16:30 お迎え
先生からママに変身!

■18:00 夜ご飯
手を抜くことがほとんどですが、バランスは気にします。

■19:00 寝かしつけ
寝かしつけながら無心になるこの時間も好きです。

■19:30 片付け、明日の準備
家でも”1冊だけ”娘の連絡帳を書きます。

■20:00 パパ帰宅、自由時間
ほっと一息、ゆっくり過ごします。

■21:30 就寝
おやすみなさい。また明日!

自分の子どもを保育園に預けることをどう思いますか?

私は、保育園に預けることはいいことだと思っています。

家で娘のために何かをやってあげようと思っても、準備に手間や時間がかかることだと、
どうしても億劫になってしまってやらずじまい、ということもあったりします。

でも、保育園に預けることで、家で自分ひとりでは準備が大変で難しいことも、たくさん経験させてあげることができます。
例えば、季節行事や地域の方との交流イベント、お友だちとの団体行動などです。

保育士の仕事をしているからこそ、園でしか経験できないことも多いと感じます。
娘にはいろんなことを経験してもらいたいです。

家では凝ったものというよりは、私や主人のペースで子どもと楽しめることをできればと思います。

休日はどんなことをして過ごしていますか?

出産後はやはり娘が中心ですね。

最近では、近所の大学の文化祭に娘と一緒に行ってきました。
学内の広場の芝の上を駆け回る娘がとてもいい笑顔だったので、ついつい私も笑顔になりました。

一歩一歩、頼りなくも力強く歩みを進める娘は、いつも私に元気をくれます。

産休・育休明けで園に戻ってみて大変でしたか?

大変かというと、そこまで大変ではなかったかもしません。​

主人や家族が支えてくれていましたし、園のスタッフの皆さんのフォローもありました。
園長をはじめ園のスタッフには本当に支えられていると思います。

結婚しても、出産しても、仕事を続けていられるのは皆さんのおかげだと思っています。

いつも本当にありがとうございます。

園長先生に聞きました!育休明けのスタッフに対して気をつけてあげていることはありますか?

時間に関しては特に気にかけています。
毎日のお迎えの時間もあるので、時間になるとすぐに帰れるように考えています。

また、子どもは小さい頃はどうしても体調を崩してしまうことも多いので、
スタッフのお子さんが体調不良になったときにはフォローできるように、職場の体制を整えるようにしています。

ママさん保育士も多く、お子さんがいるスタッフへの理解が深いため協力しやすい雰囲気になっているのだと思います。

   

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