園庭の改修、という話からすべては始まりました
クレアナーサリー足立さくら園には自慢の広い園庭があります。
その園庭の改修計画が持ち上がったとき、園内にはさまざまな声がありました。
「きれいになれば、それでいいのか」
安全に遊べる環境をつくる。それだけでも十分に意味はあります。
しかし、日々子どもたちの姿を見ている保育者の中には、「それだけで終わらせてよいのだろうか」という思いがありました。
園庭は、毎日子どもたちが足を運び、季節の移ろいを全身で感じる場所です。
そこで見つけた虫や落ち葉、草花は、子どもたちにとっていつも発見のきっかけになっていました。
その一つひとつを、もっと深い学びにつなげられないだろうか。
そうした思いから、クレアナーサリー足立さくら園では とうきょうすくわくプログラムに参加し、「自然との関わり」をテーマにした園庭づくりを進めることを検討しはじめました!
その園庭の改修計画が持ち上がったとき、園内にはさまざまな声がありました。
「きれいになれば、それでいいのか」
安全に遊べる環境をつくる。それだけでも十分に意味はあります。
しかし、日々子どもたちの姿を見ている保育者の中には、「それだけで終わらせてよいのだろうか」という思いがありました。
園庭は、毎日子どもたちが足を運び、季節の移ろいを全身で感じる場所です。
そこで見つけた虫や落ち葉、草花は、子どもたちにとっていつも発見のきっかけになっていました。
その一つひとつを、もっと深い学びにつなげられないだろうか。
そうした思いから、クレアナーサリー足立さくら園では とうきょうすくわくプログラムに参加し、「自然との関わり」をテーマにした園庭づくりを進めることを検討しはじめました!
まずは、保育者が立ち止まって考える
子どもたちと園庭づくりに取り組む前に、まず行ったのは職員研修でした。
自然との関わりを保育に取り入れていくためには、子どもたちの前に立つ保育者自身が、自然にどう向き合い、どう捉えるか視野を広くもつべきだと考えたからです。
虫が好きな保育者もいれば、正直あまり得意ではない保育者もいます。この研修では、得意・不得意に関わらず、すべての保育者が子どもの姿を軸に考える時間を大切にしました。
研修には、ASOBIOさんにもご協力いただきました。
自然を取り入れた保育の考え方や、これまでの実践事例を共有していただきながら、「自然をどう活かすか」ではなく、「自然の中で子どもがどう感じ、どう動くか」に目を向ける視点を、保育者一人ひとりが学んでいきました。
その後は、ASOBIOさんの投げかけや助言も受けながら、保育者同士で対話を重ね、言葉やイラストを使って園庭を描いていきます。
虫が苦手な保育者や、外遊びに少し距離を感じていた保育者も、子どもの日常の姿を思い浮かべることで、「この子はここで立ち止まりそう」「この環境なら安心して関われそう」と、少しずつ自分なりの視点を持ち始めていきました。
園庭をどう整えるかではなく、園庭で子どもがどう過ごすか。
その視点に立ったとき、園庭づくりは環境整備ではなく、保育そのものだという共通認識が生まれていきました。
事前の職員研修は、この後の子どもたちへの関わり方や声のかけを考えるうえで、多くのヒントを得られた時間となりました!
※今回ご協力いただいた「ASOBIO(アソビオ)」様のサイトはこちら
自然との関わりを保育に取り入れていくためには、子どもたちの前に立つ保育者自身が、自然にどう向き合い、どう捉えるか視野を広くもつべきだと考えたからです。
虫が好きな保育者もいれば、正直あまり得意ではない保育者もいます。この研修では、得意・不得意に関わらず、すべての保育者が子どもの姿を軸に考える時間を大切にしました。
研修には、ASOBIOさんにもご協力いただきました。
自然を取り入れた保育の考え方や、これまでの実践事例を共有していただきながら、「自然をどう活かすか」ではなく、「自然の中で子どもがどう感じ、どう動くか」に目を向ける視点を、保育者一人ひとりが学んでいきました。
その後は、ASOBIOさんの投げかけや助言も受けながら、保育者同士で対話を重ね、言葉やイラストを使って園庭を描いていきます。
虫が苦手な保育者や、外遊びに少し距離を感じていた保育者も、子どもの日常の姿を思い浮かべることで、「この子はここで立ち止まりそう」「この環境なら安心して関われそう」と、少しずつ自分なりの視点を持ち始めていきました。
園庭をどう整えるかではなく、園庭で子どもがどう過ごすか。
その視点に立ったとき、園庭づくりは環境整備ではなく、保育そのものだという共通認識が生まれていきました。
事前の職員研修は、この後の子どもたちへの関わり方や声のかけを考えるうえで、多くのヒントを得られた時間となりました!
※今回ご協力いただいた「ASOBIO(アソビオ)」様のサイトはこちら
子どもたちの想像が、園庭のかたちになっていく
次に、子どもたちと一緒にどんな園庭にしたいかを考える時間を設けました。
子どもたちと参考の園庭写真を見ながら自分たちの保育園の園庭をどんなふうに造っていくか話し合いました。写真を見ながら子どもたちの理想の園庭をイラストにして表現してみたり、どの園庭の写真がよかったかアンケートをとったりして、どんな園庭にしたいか想像が膨らむ活動でした。
子どもたちと参考の園庭写真を見ながら自分たちの保育園の園庭をどんなふうに造っていくか話し合いました。写真を見ながら子どもたちの理想の園庭をイラストにして表現してみたり、どの園庭の写真がよかったかアンケートをとったりして、どんな園庭にしたいか想像が膨らむ活動でした。
想像力を膨らませた後は、各自画用紙にオリジナル園庭を絵に描きイメージを表現しました。
描くだけでなく、どのような生き物や草花が生息してほしいか図鑑の写真をコピーして好きな虫や栽植したい草花を選んで切り取り、描いた園庭に貼っていきました。
描くだけでなく、どのような生き物や草花が生息してほしいか図鑑の写真をコピーして好きな虫や栽植したい草花を選んで切り取り、描いた園庭に貼っていきました。
また、子どもたちの意見交換も活発でした!
「ここ、虫がいっぱいいそう」
「お花があると、ちょうちょ来るよ」
「私は池がほしいな!」
「ここ、虫がいっぱいいそう」
「お花があると、ちょうちょ来るよ」
「私は池がほしいな!」
保育者も子どもたちの反応を丁寧に受け止めながら寄り添うようにしました。
活動を通して子どもたちの中に「自分たちの園庭」という意識がどんどん芽生えていっているようでした。
どうしたら素敵な園庭になるか自分自身で考え抜いて、書いて形にして、意見交換をする姿にまた一つ子どもたちの成長を感じました!
活動を通して子どもたちの中に「自分たちの園庭」という意識がどんどん芽生えていっているようでした。
どうしたら素敵な園庭になるか自分自身で考え抜いて、書いて形にして、意見交換をする姿にまた一つ子どもたちの成長を感じました!
まだ完成していない園庭に、夢が広がっていく
どんな園庭にするかを考える活動を重ねるうちに、まだ園庭づくりには着手していないものの子どもたちの園庭へのまなざしは少しずつ変わっていきました。
普段何気なく通っていた場所に立ち止まり、地面や植え込みに目を向ける子どもがいたり、図鑑を読む子がいたりと今までとは少し違った様子です。
これから何が始まるのか、どう変わっていくのか。
完成の形はまだ見えていなくても、「自分たちが園庭をつくっていくんだ」という実感が、子どもたちの中に確かに育っているようでした。
この段階で、園庭はまだ完成していません。
しかし、とうきょうすくわくプログラム が大切にしている「問いから始まる学び」は、すでにはじまっているように思いました。
普段何気なく通っていた場所に立ち止まり、地面や植え込みに目を向ける子どもがいたり、図鑑を読む子がいたりと今までとは少し違った様子です。
これから何が始まるのか、どう変わっていくのか。
完成の形はまだ見えていなくても、「自分たちが園庭をつくっていくんだ」という実感が、子どもたちの中に確かに育っているようでした。
この段階で、園庭はまだ完成していません。
しかし、とうきょうすくわくプログラム が大切にしている「問いから始まる学び」は、すでにはじまっているように思いました。
園庭づくりの前にも、すでに変化が!
園庭が変わる前に、確かに変わっていたものがあります。
それは、子どもたちのまなざしであり、私たち保育者の捉え方でした。
子どもたちが心を動かした瞬間を手がかりに、その興味が続いていく環境を整え、答えを急がずに関わり続ける。
子ども自身が「もう一度見たい」「確かめたい」と思うまで、子どもたち一人ひとりの考える時間を大切にしてきました。
子どもたちの探求心とともに考える時間の積み重ねが園庭づくりを前に進めていったと思います。
園庭が完成したあと、子どもたちや保育者、そして園全体にさらにどのような変化が生まれたのか。
その続きは、次の記事でお伝えします。
後半に続きます!
それは、子どもたちのまなざしであり、私たち保育者の捉え方でした。
子どもたちが心を動かした瞬間を手がかりに、その興味が続いていく環境を整え、答えを急がずに関わり続ける。
子ども自身が「もう一度見たい」「確かめたい」と思うまで、子どもたち一人ひとりの考える時間を大切にしてきました。
子どもたちの探求心とともに考える時間の積み重ねが園庭づくりを前に進めていったと思います。
園庭が完成したあと、子どもたちや保育者、そして園全体にさらにどのような変化が生まれたのか。
その続きは、次の記事でお伝えします。
後半に続きます!

