お子さまの安心・安全の徹底とより質の高い保育を目指し、本年度よりスタートしたアルファコーポレーションの社内ミニテスト「αチャレンジ」。
正社員、契約社員はもちろん、登録社員やパート社員を含む全社員が同じ内容の「αチャレンジ」を受講することで、社内全体の認識の統一や保育内容の向上に役立てています。

また、「αチャレンジ」を受けることで基礎を振り返ることができ、実践に活かされることも。
本記事では、アルファコーポレーションの保育のレベルアップに繋がっている、「αチャレンジ」の実態について詳しくご紹介します。

保育士や栄養士などを目指して勉強中の学生さんや就活生の方はもちろん、すでに保育現場でご活躍されている方にとってもお役立ていただける内容となっております。ぜひご参考にしていただければ幸いです。

「αチャレンジ」の目的とねらい

「αチャレンジ」は、お子さまの安全・安心の徹底とより質の高い保育を目指し、本年度よりスタートしたアルファコーポレーションの社内ミニテストのこと。
中でも、「たまごテスト」は、新卒1年目向けの内容をベースに作成しています。
このテストは、お子さまの安全性の向上と、より質の高い保育サービスの提供を目的に実施しています。

また、新卒1年目に限らず、全社員が受けることが可能。
キャリアの長い社員が受験することで、保育の基礎を振り返る機会になるとともに、新卒社員やキャリアの浅い社員への指導にも役立っています。

「たまごテスト」の概要

◆難易度:
現在は、新卒1年目向けの内容をベースとした「たまごテスト」を実施。
今後、それぞれのキャリアやスキルに応じた難易度別のテスト(ひよこテスト、にわとりテストなど)を配信し、よりグレードアップしたテストを展開していく予定です。

◆時間・問題数:
解答時間は1回あたり5分程度
WEB形式のテストで、PCやスマートフォンからログイン可能
スキマ時間や移動時間にも手軽に受験できるよう、5~6問程度で構成されています。

◆配信頻度:
本テストは2021年6月からスタート。
毎月15日・30日の2回、全社員に配信しています。

◆対象者:
アルファコーポレーションの全社員、約600名が対象
そのうち新卒1年目は、約15名です。

◆解答率:
新卒1年目の解答率は100%
センター全体では6~7割程度が受験済みです。

現在までで全7回を配信。
現在は解答率6~7割程度ですが、センター長を中心に受験の声掛けや受験時間の確保など、解答率向上に向けた取り組みを行い、徐々に解答率が高まっている段階です。
全社員がすべてのミニテストを100%受けることで、社内全体の保育のレベルアップを目指しています。

みんなで作りあげる、生きたミニテスト!

この「たまごテスト」を作っているのは、アルファコーポレーションの社員たち。
保育士、栄養士、センター長など、様々なポジションの社員が複数名でプロジェクトを担当しています。
実際に現場で働く社員が携わっているからこそ、実践の場で役立つ内容ばかり!
ここでは、実際のテスト問題の実例と、テストを受けた後の流れについてご紹介します。

実践に役立つミニテストの内容(一部事例を紹介)

ミニテストの内容は「安全管理」「給食」「ビジネスマナー」など様々。
社内マニュアルや社内報から抜粋しているため、間違えていた問題については、「マニュアル〇ページ参照」など、マニュアルに連動させて解説しています。

テストの一例

例題1)救急車を要請する電話番号は?
例題2)保育環境の整備に大切なのは、「場所」「物」と、あと1つは何でしょうか?
例題3)たらいなどに溜めた5センチメートル程度の水ならば危険は無い。○か×か?(◯×問題)

夏場であれば暑さ指数に関する問題を出題したり、避難訓練が近い時期であれば避難訓練の問題を出すなど、季節や行事に応じた問題を出題することも。
また、社内報で敬語の話題に触れた際には、その内容を出題し復習に役立てるなど、すぐ実践に活かせるような内容を出題しています。

「受けて終わり」じゃない!万全のフォローアップ体制

本ミニテストは、1度受験したら終わりではなく、何度でも受験可能
そのため、中には「これってどうだっけ?」「ここが苦手だから確認したいな!」と、繰り返し受験する社員も少なくありません。

また、受けた後には「センター全体」と「新卒1年目」の正解率を、テスト作成者とセンター長に共有。
正解率7割以下の問題はセンター長ミーティングで議題に挙げ、園内研修に取り入れたり、テストのブラッシュアップに活かしたりして、振り返りを行っています。

アルファコーポレーションのαチャレンジは、決して「受けて終わり」ではなく、「受ける→正解率を分析→研修に導入→ブラッシュアップ」というPDCAを回し、回答者もテストの作成者もレベルアップを図れる体制を整えているのです。

こんな時に「たまごテスト」が活かされました!(社員の声)

実際にたまごテストの内容は、保育現場でリアルタイムに活かされています。
また、社員の間で日常的にテストの話題があがることで「まだテストを受けられていない」という社員にとっても良い刺激となり、少しずつ解答率が上がってきています。

社員Aさんの声

先日、園の中で「この食べ物の基準サイズって何ミリだっけ?」という話になりました。
するとある社員が「確かそれってこの前のテストに出てなかった?」とテストの話を持ち出したんです。
そこで、「じゃあみんなでもう一度テストを見てみよう!」と見直すことに。
こうしてみんなでテストを振り返りながら、改めて食材の基準サイズを確認することで、認識が統一され学びに繋がりました。

出題者側も知識の振り返りができる良い機会に

問題を出題する側の社員もわかっている、理解している知識でもマニュアルに目を通して知識を振り返り、問題を作成してアウトプットすることで理解が深まるという声を聞きます。

また、自分がつくった問題が仲間のスキルアップにつながると嬉しいですよね。

新卒1年目の方向けの内容のため、自分が入社1年目の時になかなか覚えられなかったこと、経験を通して「ココは抑えておくべきポイントだった」と思うことなど、問題作成中に1年目の頃の自分を思い浮かべる方も多いです。

マニュアルに書いてあることをただ問題にするだけではなく、自分の経験を重ねて出題した問題が、今度は仲間の力になってると思うと自分の知識の振り返りだけでなく、みんなでスキルアップしていると感じます。

まとめ|全員がレベルアップできる「αチャレンジ」

今回は、本年6月より実施しているαチャレンジについてご紹介させていただきました。

私たちは、αチャレンジを「受けて終わり」ではなく、次に繋げることが大切だと考えています。
だからこそ、全体の正解率を分析したうえで、苦手分野を振り返る機会を設け、全社員がレベルアップできるような体制を整えているのです。

実際に、第1回目のαチャレンジから毎回振り返りを行うことで少しずつαチャレンジの構成や内容もブラッシュアップされています!
これからも、「みんなでつくり、みんなで学ぶ」ことを大切にしながら、社員一同より質の高い保育を目指してまいります。

アルファコーポレーションでは、今回ご紹介したαチャレンジだけでなく、マニュアルや研修内容も社員たちが意見を出し合いながら作っています。

本記事掲載のあるふぁのリアルでは、アルファコーポレーションの研修内容や採用情報、実際に働く社員のリアルな声なども発信しています。
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