赤ちゃんの歩き始めはいつから?保育園入園時に歩けなくても大丈夫な理由
0歳児・1歳児クラスのお子さんを持つ保護者の中には、赤ちゃんの「歩き始め」の時期が気になる方も多いことでしょう。特に保育園入園のタイミングや、同じ年齢の子が歩き始めている姿を目にすると、焦ってしまうこともあるかもしれません。
しかし、赤ちゃんの発達は個人差が大きく、歩き始める時期も一人ひとり違います。
まずは、一般的な歩き始めの時期や歩き始めるまでの発達の過程を再確認しておきましょう。
しかし、赤ちゃんの発達は個人差が大きく、歩き始める時期も一人ひとり違います。
まずは、一般的な歩き始めの時期や歩き始めるまでの発達の過程を再確認しておきましょう。
赤ちゃんが歩き始める時期と発達の過程
一般的に、赤ちゃんが一人で歩き始める時期は、1歳前後(生後12ヶ月頃)と言われています。
ただし、発達には個人差があり、あくまでも目安のため、成長の過程は必ずしもこの通りではありません。
ただし、発達には個人差があり、あくまでも目安のため、成長の過程は必ずしもこの通りではありません。
- 7~9ヶ月頃:ハイハイ期
- 8~10ヶ月頃:つかまり立ち期
- 9ヶ月~1歳頃:つたい歩き期
- 10ヶ月~1歳半頃:あんよ期
保育園は個々の発達に合わせて歩き始めをサポート
0歳児・1歳児クラスの保育室は、ねんね・ズリバイ・ハイハイ・つかまり立ち・歩行といった、異なる発達段階の子どもたちが安全に過ごせるように環境設定(ゾーニング)がされています。
保育士は、まだ歩けない子には「ハイハイで全身運動」、つかまり立ちの子には「伝い歩きの補助」など、その子の「今できること」を伸ばすプロとして、一人ひとりの成長をサポートする必要があります。
「入園までに歩けるように特訓しなきゃ!」「あの子は歩けているのにどうしてうちの子はまだ歩けないんだろう」と保護者様が焦ったり心配したりしている場合には、発達には個人差が大きいことや、個々の発達に合わせて保育環境を整えサポートしていることを丁寧に伝え、安心して保育園生活を送っていただけるようにしっかりとフォローしましょう。
保育士は、まだ歩けない子には「ハイハイで全身運動」、つかまり立ちの子には「伝い歩きの補助」など、その子の「今できること」を伸ばすプロとして、一人ひとりの成長をサポートする必要があります。
「入園までに歩けるように特訓しなきゃ!」「あの子は歩けているのにどうしてうちの子はまだ歩けないんだろう」と保護者様が焦ったり心配したりしている場合には、発達には個人差が大きいことや、個々の発達に合わせて保育環境を整えサポートしていることを丁寧に伝え、安心して保育園生活を送っていただけるようにしっかりとフォローしましょう。
赤ちゃんが歩き出す「3つの前兆サイン」
そろそろ歩くかな?と思ったら、以下のサインをチェックしてみましょう。以下のようなサインが見られたら、最初の一歩はもうすぐです。
- つかまり立ち・伝い歩きがスムーズになる
テーブルや壁を伝って、横への移動が早くなります。 - 一人で「たっち」をする時間が増える
何にもつかまらずに数秒間バランスを取って立てるようになります。 - スクワットのような動きをする
しゃがんだり立ったりを繰り返し、太ももの筋肉を確認するような仕草が見られます。
保育園は、一日のうちの長い時間を過ごす場所なだけに、こうしたサインを目にする機会も多くあります。
こうしたサインにしっかりと目を配ることで、子どもたちの成長に気づくことができますし、毎日の連絡帳も充実させることができるでしょう。
こうしたサインにしっかりと目を配ることで、子どもたちの成長に気づくことができますし、毎日の連絡帳も充実させることができるでしょう。
保育園での「歩く練習」と過ごし方
保育園で歩き始めをサポートする際には、無理に歩かせるのではなく「遊びの中で自然に足腰を使う」ことを重視することが大切です。
1. 室内サーキット遊び
マットで作った小さなお山や、トンネル、手押し車などを使って、楽しみながら体を動かします。
段差を乗り越える動きは、歩行に必要なバランス感覚を養うことにもつながります。
雨の日や室内遊びでも取り入れやすく子どもたちにも人気の遊びです。
段差を乗り越える動きは、歩行に必要なバランス感覚を養うことにもつながります。
雨の日や室内遊びでも取り入れやすく子どもたちにも人気の遊びです。
2. お散歩車(避難車)と「歩き」の併用
保育園のお散歩では、まだ歩けない子は、お散歩車(避難車)に乗って移動することも多いです。
一方、歩き始めた子は、「公園まではお散歩車、公園内の安全な芝生の上だけ靴を履いて歩く」といったスモールステップで少しずつ歩く練習を始めます。
最初から長時間歩くのではなく、安全な場所で少しずつ歩行の機会を増やすことで、負担をかけることなく自然に足腰の力がつきやすくなります。
一方、歩き始めた子は、「公園まではお散歩車、公園内の安全な芝生の上だけ靴を履いて歩く」といったスモールステップで少しずつ歩く練習を始めます。
最初から長時間歩くのではなく、安全な場所で少しずつ歩行の機会を増やすことで、負担をかけることなく自然に足腰の力がつきやすくなります。
3. お友達からの刺激
歩き始めの子どもにとって、実は周りからの刺激が最も効果的と言われています。
同じクラスのお友だちが歩いている姿を見て、「自分もやってみたい!」と意欲が湧き、家では歩かないのに園では歩いた、というケースは多いものです。
保育園生活の中で、さまざまな発達段階の子どもと接することで、自然と子どもの歩こうとする力が養われていくのです。
同じクラスのお友だちが歩いている姿を見て、「自分もやってみたい!」と意欲が湧き、家では歩かないのに園では歩いた、というケースは多いものです。
保育園生活の中で、さまざまな発達段階の子どもと接することで、自然と子どもの歩こうとする力が養われていくのです。
保育園用の靴選び|4つの鉄則
歩き始めたら靴選びに迷う保護者の方も多いことでしょう。
歩き始めたばかりの子どもの靴は、着脱のしやすさや足にしっかり馴染むことなど、安全面を重視することが大切です。
また、家庭用と保育園用とでは、重視すべきポイントが異なるため、保護者の方から靴選びの相談を受けた際には、以下のような視点でアドバイスすると良いでしょう。
歩き始めたばかりの子どもの靴は、着脱のしやすさや足にしっかり馴染むことなど、安全面を重視することが大切です。
また、家庭用と保育園用とでは、重視すべきポイントが異なるため、保護者の方から靴選びの相談を受けた際には、以下のような視点でアドバイスすると良いでしょう。
| ポイント | 具体的な理由 | おすすめの仕様 |
| 1.着脱のしやすさ | 自分で履く練習や、 保育士がスムーズに履かせるため
|
マジックテープ (面ファスナー)が
1本で大きく開くタイプ
|
| 2.サイズ感 | すぐ大きくなるからと 大きめを買うのはNG。
転倒の原因になります
|
足の実寸+0.5〜1cm程度。 中敷きを出して
足を乗せて確認
|
| 3.屈曲性 | 赤ちゃんの歩き方は 「ペタペタ歩き」。
靴底が硬すぎると歩けません
|
つま先部分(指の付け根)が 柔らかく曲がるもの
|
| 4.記名のしやすさ | 似たような靴が多いため、 取り違えを防ぐ
|
かかと部分やベロの裏に 名前を書くスペースがあるもの
|
紐靴やハイカット、サンダル、スリッポンなどは、安全面に配慮し、多くの保育園で禁止しています。
保護者に説明する際には、園のルールもきちんと把握しておきましょう。
保護者に説明する際には、園のルールもきちんと把握しておきましょう。
歩き始めに個人差がある理由と受診の目安
先述の通り、赤ちゃんが歩き始める時期には個人差がありますが、保護者の中には、「本当に大丈夫?」「うちの子だけ遅いのでは?」と不安を抱えることもあるでしょう。
そうした保護者の気持ちに寄り添い、丁寧にサポートするためにも、歩き始める時期に個人差がある主な理由や受診の目安などを理解しておくことが大切です。
そうした保護者の気持ちに寄り添い、丁寧にサポートするためにも、歩き始める時期に個人差がある主な理由や受診の目安などを理解しておくことが大切です。
赤ちゃんが歩き始めない主な理由
- ハイハイや伝い歩きが好きで移動手段に満足している
- 慎重な性格で新しいことをすることに躊躇している
- 足の裏の感覚が敏感
- 歩くための筋力が十分ではない
1歳前後の子どもがなかなか歩き出さない理由としては、慎重な性格や他の移動手段で満足していて歩く意欲ないというケースがほとんどです。
神経や筋肉の発達に影響を与える病気の可能性もなくはありませんが、確率は非常に低いものです。
「歩き始める時期は、性格によっても個人差が大きいものですよ」などと声かけをすることで、保護者の安心感にもつながるかもしれませんね。
神経や筋肉の発達に影響を与える病気の可能性もなくはありませんが、確率は非常に低いものです。
「歩き始める時期は、性格によっても個人差が大きいものですよ」などと声かけをすることで、保護者の安心感にもつながるかもしれませんね。
歩き始めない場合の受診の目安
1歳6ヶ月健診の時点でまだ歩行が見られない場合は、医師や保健師に相談する良い機会です。
ただし、お尻を床につけたまま移動する「シャフリングベビー」の場合、歩き始めが2歳近くになることもあります。ほとんどの場合、その後の発達に問題は見られません。
一方、以下のような兆候が見られる場合には、小児科などの受診をすすめましょう。
ただし、お尻を床につけたまま移動する「シャフリングベビー」の場合、歩き始めが2歳近くになることもあります。ほとんどの場合、その後の発達に問題は見られません。
一方、以下のような兆候が見られる場合には、小児科などの受診をすすめましょう。
- つかまり立ちやつたい歩きもしていない
- 手足に力が入りにくい
- 左右の動きに極端な差がある
- 発語や表情の発達が乏しい
- 同じ方向に何度も倒れる
あくまでも他の子との比較ではなく、その子の特性やこれまでの発達具合をよく観察して受診の目安を判断することが大切です。
歩き始めや成長の変化を丁寧に見守ろう!
赤ちゃんの歩き始めは、子どもの大きな成長が感じられる感動的な瞬間です。
一方で、「なかなか歩き始めなくて心配」「他の子はもう歩いているのに…」などと不安に感じる保護者の方もいることでしょう。
歩き始める時期は、子どもの発達や性格によって個人差が大きいものです。
深刻なケースでは、健診などで医師から指摘される場合もありますが、そうでないなら過剰に心配する必要はありません。
発達段階や個々の性格に応じて、「マイペースな性格なのかもしれませんね」と保護者の不安な気持ちに寄り添うことも保育士の大切な役割です。
また、万が一医師の診断が必要と思われる兆候が見られた場合には、速やかに受診をすすめましょう。
長い時間子どもとともに過ごしている保育士だからこそ気づけることも多いものです。
本記事掲載のあるふぁのリアルでは、保育士や栄養士のリアルな声や、保育園で働くうえで役立つ情報を多数掲載しています。
ぜひ他の記事もチェクしてみてくださいね!
一方で、「なかなか歩き始めなくて心配」「他の子はもう歩いているのに…」などと不安に感じる保護者の方もいることでしょう。
歩き始める時期は、子どもの発達や性格によって個人差が大きいものです。
深刻なケースでは、健診などで医師から指摘される場合もありますが、そうでないなら過剰に心配する必要はありません。
発達段階や個々の性格に応じて、「マイペースな性格なのかもしれませんね」と保護者の不安な気持ちに寄り添うことも保育士の大切な役割です。
また、万が一医師の診断が必要と思われる兆候が見られた場合には、速やかに受診をすすめましょう。
長い時間子どもとともに過ごしている保育士だからこそ気づけることも多いものです。
本記事掲載のあるふぁのリアルでは、保育士や栄養士のリアルな声や、保育園で働くうえで役立つ情報を多数掲載しています。
ぜひ他の記事もチェクしてみてくださいね!

